◯7番(中田靖人君) 7番、政風会、中田靖人です。通告の順に従い一般質問に入ります。
1点目は、環境施策について質問いたします。
私は議員となってから、近い将来訪れるであろう、さらなる地方自立のうねりの中で、今よりももっと厳しい都市間競争にさらされるときが来ると話してまいりました。その近い将来像を見据えた上で、しっかりとした政策を打ち出して、都市間競争に打ち勝たなくてはならないとも訴えてまいりました。
先日、私は山形県天童市において増田寛也総務大臣をお迎えして、地方自立への道を市民参加と一緒に討論するフォーラムを企画、運営してまいりました。所属する青年会議所主催で開催したフォーラムでございましたが、その中で大臣からたくさんのヒントをいただきました。自分なりにこれからのあるべき青森市というものをイメージしながらフォーラムを進行してまいりました。
現在、国は思い切った国の枠組みをつくっております。乗りおくれることのないように対策を同時進行でしていかなくてはなりません。さきの議会でも道州制推進に懐疑的な有識者がいるというお話をいたしました。国が現在掲げる約10年で完全移行するという目標は、実現できるかどうかという点ではまだ未知数でございます。しかし、地方自立は道州制移行とは関係なく推し進めなくてはならないことであり、地方自立、地方再生、地方発信というキーワードは、これからよりもっと重要となると思われます。日本の中の青森県、その青森県の中の青森市、どういう道をたどるべきなのか。そのための政策提言を私はこれからもしていきたいと思っております。
昨今、原油価格の高騰による影響が出てきております。新聞等の報道で皆さんも御存じのことと思いますが、観光で広域連携を函館市と模索しているさなかでの東日本フェリーの事業撤退が発表されました。これからもさまざまな分野で影響が出てくると思われます。そういった状況の中で、本市は新エネルギーをどう利活用していくのか、これは将来に向けた至上命題であると思います。
私は昨年の9月議会でも取り上げておりましたが、CO2排出削減に向けた対策を市としても具体的に取り組んでいかなくてはいけないということを提案させていただきました。市としては、まずは隗より始めよで、全庁的に排出削減に向けて取り組むということを具体的な対策としてまとめていらっしゃいました。そして、前回の予算特別委員会でも私が質問して具体的な対策を取り上げました。次のステップとして、全市的に落とし込みをしていくということが必要であると思われます。行政から民間へ、排出削減に向けた取り組みを啓蒙する必要があると思います。
そこで質問いたします。
1つ目が、地域新エネルギーの普及、利活用の環境整備への具体的取り組みについてお示しください。
2つ目が、CO2排出削減活動の市としての全市的な取り組みについてお示しください。
2点目の質問は、ねぶたのごみ対策に関する質問であります。
ことしもねぶた祭が無事終了いたしました。私が所属している団体も事故なく無事運行を終えることができました。祭り期間中の入り込み客数も、昨年より若干でありますがふえております。8月3日には風雨にたたられてしまいましたが、それでもねぶた祭全体的には成功であったと思われます。
ねぶた祭が終了して私の友人と会う機会がございました。その友人の両親が久しぶりにねぶた祭に見学しに行ったということでございます。久しぶりのねぶた祭で大変感動したということでございましたが、1つだけ残念なことがあったという話がございました。それは、会場内でのごみが大変目立ったという話であります。祭りが終了して観客が帰ると一気にごみが投げ捨てられます。特にひどかったのが、会場内に出店しているコンビニエンスストアの店舗前に設置してあるごみ箱だそうです。ごみ箱からごみがあふれ出し、見るも無残な状況になっていたそうであります。1年に1回の大きな祭りであるということで店側もあきらめているようですが、その話を聞いたときに私はいろんなことを考えました。自分たち地元の人間は、毎年ある祭りだからことしもしようがないと感じるかもしれません。しかし、初めて観光で来た観光客はどう感じるでしょうか。
そう感じ、考えてから、いろいろ調べてみました。私が調べたのは京都の祇園祭であります。この京都の祇園祭は、無形文化財の指定も受けた京都が世界に誇る祭りであります。この世界に誇れる祭り期間中の大量に出るごみを削減しようと、京都市は運動を展開していました。美しい祇園祭をつくる会を組織し、ボランティア団体や企業を募り、会場内での啓蒙活動や清掃をしています。そして、会場内に分別のごみ箱を設置して、祇園祭に来た観光客にしっかりと京都市としてのメッセージを発信しているということでした。祭りを通して、外から来た人に祭りを楽しんでもらうだけではなく、そこの地域のメッセージを送るということも大事なのかもしれません。そういう意味では、我が青森市のねぶた祭も日本を代表する祭りであり、誇りある祭りだからこそ、そして、リピーターとなって観光客がまた青森市に来てもらえるようにするためにも、しっかりとしたメッセージを送るためにも、取り組むべきことがあるように思います。
そこで質問いたします。
ねぶた祭期間中の会場内のごみ処理に関する市の取り組みをお示しください。
3点目は、教育行政に関して質問いたします。
ことしの夏、北京オリンピックが華々しく開催されました。言うまでもなく、オリンピックは世界じゅうのトップアスリートの最高のスポーツの祭典であります。すばらしい感動を今回もいただきました。そして、オリンピックを見ていてふと思うことがございました。諸外国の選手は、国の誇りであるとか、さまざまなものを背負って出場している人が多いように思います。例えば、兵役の免除であるとか、生活の保障がつくとか、優勝したことによって莫大なボーナスが手に入るといったメリットがあるのです。何としてでも入賞して、自分へのメリットを手に入れたいというハングリー精神が見え隠れいたします。翻って、どちらかというと日本の選手は、みずからの人生の誇りをかけて出場しているように思います。国であるとか、イデオロギーとか、生活のためといったものは関係なく、みずからの人生の宝物をつくり上げるために、苦しい練習に耐えて結果を出して最高の称賛を浴びたい。そのために頑張っています。スポーツ選手としてはどちらが正しいのか。私は、どちらが正しいとは言えないと思っています。ある意味どちらも正しいと言えます。アマチュアスポーツの最高舞台がオリンピックであって、プロ化したスポーツであれば当然選手がメリットを求めるのは当たり前であります。
実は、私も今から二十数年前に陸上競技でオリンピック選手を目指しておりました。今から二十数キロやせていた時代でございました。残念ながら自分の能力の限界を大学時代に悟り、あきらめてしまいましたけれども、たくさんのことをスポーツから学ぶことができたと思っております。自分の経験を踏まえても、子どもたちの情操教育を図る上で、スポーツというものはツールとして最大の効果を発揮できると思っております。結果がすべてではない、そこに行き着こうと努力するプロセスが大事なんだということをスポーツから教えてもらいました。
しかし、結果がすべてではないといっても、結果がついてくるとモチベーションは上がります。スポーツ選手をしていて最高の舞台に立ち、最高の称賛を浴びることは、その人の人生に多大な影響を与えます。より多くそういったトップアスリートを本市が輩出することができれば、次世代の子どもたちにも夢をつないでいけると思います。スポーツの競技力向上のための環境づくりは欠かせません。
そこで、2点質問いたします。
1点目。青森市スポーツ振興基本計画を踏まえた上での競技力向上に向けた市の取り組みについて、平成19年度施策実施評価表の中で、競技力の向上の施策に関する平成20年度予算額の内訳をお示しください。
2点目。平成19年度施策評価表の達成指標の国民体育大会に出場した県民のうち、青森市民の割合と入賞者数をお示しください。
以上で私の壇上からの質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
◯環境部長(植村和雄君) 中田議員の環境行政についての御質問のうち、地域新エネルギーの普及、利活用の環境整備への具体的取り組みと、CO2排出削減活動の市としての全市的な取り組みについての2点の御質問につきましては、関連がございますので、まとめてお答えいたします。
昨今の原油価格の高騰に見られるように、エネルギーの需給構造が脆弱な我が国において、エネルギーの安定供給は極めて重要な課題であることに加え、国際的な二酸化炭素抑制対策の高まりの中で、地球環境問題への積極的な対応を図ることが緊急の課題となっており、本市におきましても、エネルギー問題と地球温暖化問題の解決に向けた取り組みは重要な問題と認識しているところでございます。
議員、お尋ねの地域新エネルギーの普及、利活用の具体的取り組みといたしましては、河川水や温泉排水を活用した融・流雪溝や下水処理水を活用した積雪、融雪処理槽の整備など、地域に賦存する未利用エネルギーの有効活用に努めているほか、地域全体への啓発、普及促進のための先導的役割を担うべきとの考え方により、新設及び大規模改修を行う公共施設を対象として、新エネルギー、省エネルギー設備の導入を進めております。近年の導入状況といたしましては、国際芸術センター青森における雪冷熱を利用した冷房施設の整備、東陽小学校における太陽光発電設備の導入のほか、市民病院と西部市民センターにおいて、発電の排熱を利用して温水や暖房を賄うコージェネレーションシステムを整備しているところであります。
CO2排出削減活動といたしましては、市役所も一事業者として率先して地球温暖化防止に寄与するための取り組みとして、平成13年3月に青森地球温暖化対策実行計画を策定し、エネルギー使用量等の削減に努めてきましたが、さらなる活動の推進を図るため、昨年8月にはこれまでの取り組みの成果を踏まえ、計画期間を平成19年度から平成22年度までとする新たな青森市地球温暖化対策実行計画を策定したところであります。また、昨年度、東北電力株式会社と共同で温室効果ガスの削減を目的に、省エネルギー、省CO2にすぐれたCO2冷媒ヒートポンプ給湯器でありますエコキュートと家庭内の消費電力を計測、記録する装置であります省エネナビをあわせて設置される市民に対し、補助金を交付する事業を実施し、導入された家庭の省エネ効果を3年間調査、分析し、その成果を広く市民へ紹介することとしております。
しかしながら、青森市環境方針で掲げております環境への負荷の少ない持続的発展が可能な都市「青い森 青い海を活かした ‘環境都市’」の実現を目指すに当たり、市全体としての取り組みが必要なことから、市では本年度、新エネルギー、省エネルギーの導入、普及促進について市、事業者、市民の三者が一体となった取り組みを円滑に推進するための、青森市地域新エネルギー・省エネルギービジョンを策定することとしております。本ビジョンの策定に当たりましては、地域全般にわたる新エネルギー、省エネルギーの導入、普及促進に係る基礎的調査及び施策の基本的な方向並びに重点プロジェクト等の検討を行うこととしており、太陽光発電や風力発電、バイオマス等の地域における新エネルギーの普及、利活用の具体的取り組みや、CO2排出削減活動の全市的な取り組みにつきましても、本ビジョン策定の中で本市の自然環境、経済活動等の地域特性を踏まえながら検討を行ってまいりたいと考えております。
66 ◯経済部長(小林順一君) ◯経済部長(小林順一君) 環境行政に関する御質問のうち、ねぶた祭期間中のごみ処理対策のお尋ねにお答えいたします。
ねぶた祭のごみ処理対策につきましては、市、青森商工会議所、青森観光コンベンション協会で組織する青森ねぶた祭実行委員会が主体となって取り組んでおり、平成15年度からごみの減量化を図るため、市民や観光客、観光関連従事者などの御協力をいただきながら、ごみ持ち帰り運動を実施しているところであります。具体的には、観覧席の購入者や大手旅行代理店及び全国のバス協会のほか、市内の宿泊施設、コンビニエンスストアなどへの書面による協力依頼のほか、ガイドマップやうちわ、のぼりの設置などによるごみ持ち帰りの御協力のPRや、広報車による呼びかけ、さらには観覧者への持ち帰り用のごみ袋の提供などを行っており、平成14年度には約90トンに及んだごみの量が年々減少し、平成20年度は昨年度の約14トンよりも2トン減の約12トンと、ごみの減量化が一層図られてきております。また、ねぶた運行終了後の道路清掃及びごみ収集につきましては、業者委託により運行終了後速やかに運行コース及び柳町通りの歩車道を清掃し、翌日の早朝にはこれらのごみを収集しているほか、7日の最終日には当該実行委員会において運行コースを巡回し、清掃を行っております。これらにかかる経費といたしましては、当該実行委員会におきまして470万円の予算を措置しているところであります。さらには、運行コース周辺の露店や店舗前の販売に対しましても、運行終了後は速やかに清掃し、原状復帰するよう求めております。このほか、市の道路維持課におきましても、ねぶた運行の翌朝に運行コース周辺の市道を巡回し、ごみの回収作業を行っております。今後とも、市民や観光客の皆様が気持ちよくねぶた祭を観覧できるよう、ごみの減量化の一層の推進と速やかな清掃及びごみ収集の徹底に努めてまいります
68 ◯教育委員会事務局教育部長(古山善猛君) ◯教育委員会事務局教育部長(古山善猛君) 教育行政について、スポーツに関する2点の御質問に順次お答えいたします。
初めに、競技力の向上の施策に関する平成20年度予算額についての御質問にお答えいたします。
青森市スポーツ振興基本計画は、青森市総合計画「ネクスト Aomori 推進プラン」前期基本計画第5章第4節に掲げた、だれもが親しめるスポーツ、レクリエーションを実現するための部門別計画としての位置づけのもと、市民一人一人がだれでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しむことのできるよう、明るく活気に満ちた生涯スポーツ社会の実現を基本理念とし、1つには、生涯スポーツの推進、2つには、競技スポーツの推進、3つには、指導者の育成、4つには、スポーツ施設機能の充実及び有効活用の4点を重点項目の柱に掲げてございます。
御質問の競技力の向上に向けた市の取り組みの平成20年度当初予算額は、当該事業に係る人件費を含むフルコストで2341万5000円となっており、その内訳といたしましては、全国高等学校カーリング選手権大会開催事業889万2000円、小学校体育デー開催事業14万8000円、青森市中学校体育大会夏季大会開催事業29万8000円、青森市中学校体育大会冬季大会9万8000円、県・東北・全国中学校体育大会派遣事業951万3000円、中学校体育大会開催事業19万3000円、県民体育大会参加事業14万8000円、高等学校全国大会選手派遣事業47万7000円、体育指導委員設置事業364万8000円となっております。
次に、平成19年度競技力の向上施策の達成指標であります国民体育大会に出場した県民のうち、青森市民の割合と入賞者数についての御質問にお答えいたします。
平成19年度競技力の向上施策の達成指標である国民体育大会に出場した県民のうち、青森市民の割合につきましては、県全体で579名出場中、青森市民は162名で、その割合は約28.0%となっており、前期基本計画における最終年度の平成22年度到達目標値28.0%に達しております。また、そのうち入賞者は40名となっております。
70 ◯7番(中田靖人君) ◯7番(中田靖人君) 誠意ある御答弁ありがとうございました。
まずは新エネルギーに関してであります。
新エネルギーに関しては、さまざまなメニューが出てきておりますので、その中で本市がどれをチョイスしていくのか、何に特化していくのかというのがこれから大事になってまいります。先般ニュースを見ておりましたら、青森市内のあるグループがBDFを活用しているという内容のものが取り上げられていました。家庭においても食用油を回収してプラントを1つ買って、それでBDFとして再利用しているという活動が紹介されておりました。既にそういった形で民間レベルでも活用が、少しずつではありますが、この本市の中においても実践されているところであります。
先ほど私の壇上からの質問でもお話しさせていただきましたけれども、東日本フェリーが原油価格高騰によって経営が圧迫されて撤退するということで大変残念でございますが、昨年の6月議会で私は初めてBDFについて提案させてもらいましたが、そのときにお話ししたのは遊休農地、耕作放棄地が大変青森市内でも広がっているので、菜の花であるとかそういった食用油に転換できるものを作付して、それを油として商品化して、それを旅館組合であるとか、学校の給食センターなどで使用して、その廃油を回収してBDFを精製し、そして、例えば市営バスに導入するといった形で、資源の循環型社会というのができ上がるのではないかというお話をさせていただきましたが、やはり今、具体的にそういった時期に来ているんだと思います。
前回の予算特別委員会でも私は話をしましたけれども、市営バスの価格高騰の中で年間の燃料費というのが莫大に昨年よりもふえると。昨年よりも単純に3000万円も燃料費がふえてしまうという厳しい状況であります。そして、この原油価格の状況というのはしばらく続くであろうと言われております。そういった中で、具体的にBDFを取り入れていくということが、ひとつ必要であるのかなと思います。
現段階では社内でありますけれども、市内でも実験的にBDFを活用して実践している会社、企業がございます。その会社の方に、例えば市がそういったやり方、経営とか、その方法とかを教えてほしいと来たら教えますかと伺ったら、それはもう幾らでも教えますというお話でございましたので、将来的に、例えば活用協議会であるとかを立ち上げて、民間と行政と有識者等が力を合わせて、そういった資源循環型の社会のための一助となるようなグループをつくっていくというのも、ひとつ方法としてあるのかなと思います。
このBDFを活用することによって、菜の花であれば成長する途中でCO2を取り込むと。そして、燃焼したとしても出てきたCO2がプラス・マイナス・ゼロという考え方でございますので、化石燃料で無尽蔵にCO2を排出するわけではないと。現状維持ではありますが、そういった点では使える代替エネルギーなのかなと思っております。
もう1つですけれども、今議会で公明党の柴田議員も取り上げていらっしゃいましたが、私も注目している自然エネルギーの一つとして太陽光がございます。太陽光エネルギーを利用した太陽光パネルを活用することで化石燃料からの脱却も図れると思っております。私も前までは、青森市というのは雪が多く深いところですので、冬期間の維持管理などが大変で、なじまないのかなと単純に思っておりました。ですが、最近あるメーカーの方とか、発明家の方とかからいろいろ話を聞いて調べてみましたら、メーカー保証であるとか、その機能も大分進化というか、技術革新がちゃんとしっかりしてきて、性能も上がってきていると。このような中で、化石燃料から脱却するための1つのツールとして太陽光エネルギーというのが注目を集めてきているという現状があるということがわかりました。
それで、ちょっと調べてみたんですけれども、日本の中でも、北海道で太陽光パネルを推進していて、助成金を出している自治体というものが数多くございました。北海道も道として1キロワット当たり3万円、上限9万円まで助成しております。大体同じなんですけれども千歳市、室蘭市、函館市が同じように助成金を出しております。釧路市に限って言えば、1キロワット当たり8万円、上限29万円まで助成しております。北見市、帯広市も3万円、上限9万円まで。雪深い足寄町というところがあるんですが、ここは物すごい雪が降るところなんですけれども、1キロワット当たり5万円で上限20万円まで出すということですが、これはやはりしっかりと実験してみた結果、利用できるということで、行政が助成金を出して民間の方々に推進しているという状況が見てとれます。山形県では、山形市と米沢市がこれから助成金を出すということが決定しております。
そういった中で調べてみると、青森県内ではまだその助成金制度を支援しているところがございません。青森市は、エコキュートに関しては助成金を出しておりますけれども、この太陽光パネルというものも全くCO2の排出がゼロという中で電力をつくるすばらしいものであると思いますので、具体的にこれから何とか前向きに検討していただきたいということを要望したいと思います。
次に、ねぶた祭期間中のごみ対策についてでございますけれども、先ほど祇園祭のお話をさせていただきました。観光客にしっかりとした青森市としてのメッセージを発信するべきでないのかという話をさせていただきましたけれども、やはり青森市がこれからクリーン都市ということで発信していく、そして、新幹線の開通に伴って、より多くの方々が青森市に訪れるというタイミングであります。
ごみ箱を撤去して、ごみが会場内にないということになっておりますが、やはり不法に捨てているというのがあるんですね。ごみ箱が設置してあるところが、どうしても一部に偏ってしまって、それがコンビニであるとか、捨てやすいところになってしまうので、買ったわけでもないんだけれども、そこにぼんぼん捨てていくという状況が散見されております。先ほど話しましたけれども、やっぱり観光客の方とかが見て、祭りなのでしようがないかということもあるかもしれませんけれども、私は、ちゃんとした、しっかりとした青森市としてのメッセージをそこに発信していくことが、裏を返せばツールになり得ることなのかなと思いました。
先日、軽井沢でゴールドマンサックスと業務提携して一生懸命リゾートの再開発をしている、星野リゾートの社長の星野さんという方が青森市にいらっしゃって、その方の講演を聞いたんですけれども、その方は現在古牧温泉、それから奥入瀬渓流グランド―旧名はグランドがついていましたけれども、奥入瀬渓流ホテルであるとかの再生に携わっていらっしゃる方であります。そこで青森の武器になるものについてという話の中で、やっぱり県外の方ですので、俯瞰して青森を見たときに、実は皆さんが余り自分たちとしては芳しいと思っていないものが武器になっているんだよと。例えば方言であるとか、そういったものというのは本当は誇れるものであって、使いようによっては観光資源になるんだと。もし私がホテルを経営するのであれば、方言を社員たちにしゃべらせると。青森のホテルに行ったら何を言っているかわからないというぐらいのホテルをつくるというふうなお話をされていらっしゃいました。私はそれを聞いて、ああ、それもまたおもしろいのかなと思ったんですけれども、青森のホテルというのは、どちらかというと都会のホテルを目指そうとするということをおっしゃっていました。青森のホテルが頑張っても都会のホテルにかなうわけないんだと。だから、今あるものをちゃんと発信して武器に転換することによって、幾らでも青森の魅力を発信することはできるんだということをおっしゃっているのを聞いて、ああ、なるほどなと目からうろこだったんです。
そういった中で、やはりどれだけうまく、青森市の今ある観光資源の核というものを発信していくかということが、これから大事になってくるわけであります。先ほども言いましたけれども、観光客は、やっぱり青森の文化に触れに来ていると思うんですね。初めて来る人はそのキャンバスが真っ白な状態で、そのキャンバスに色をつけていくのは我々地元の人たちの役目であると思います。青森にすてきなイメージを持ってもらって、リピーターとしてまた青森に来たいなと思ってくれれば、また来てくれると思います。
京都ではごみGメンというのも組織しておりまして、期間中に会場内を歩いているそうであります。その話を聞いて、ねぶた祭をイメージしてみたんですけれども、ジャンパーなど共通のものを着て、一目でわかるという方々が会場内を歩いていて、ごみを拾っているような姿を観光客の方とかが見ていけば、青森市からのメッセージを受け取って、不法にごみを捨てるということをためらうのではないのかなと思いますし、それだけその祭りの中でごみ対策について青森市がしっかりと取り組んでいるというメッセージを受け取ってももらえるのかなと思います。
もう1つ、その祇園祭のごみ対策のレポートにありましたが、100キロのごみをチェックしましたら、ほとんど露店で出されたトレーであるとかカップ、それから飲料水のペットボトル、缶といったものであったそうであります。多分青森のねぶた祭も同じようなごみの内容であると思うんですけれども、ほかの都市での祭りも参考にして、期間中の会場内のよりよいごみ処理の対策を推進していただきたい。これはやはり先ほども言いましたけれども、全国に青森市がクリーンな青森をこれから形成していこうとしているんだという、ある意味発信のチャンスであるということも考えられると思いますので、その点は前向きに検討していただければと思います。
最後、3点目。スポーツに関してでありますけれども、競技力向上の予算内訳というのをお話ししていただきました。事業に対しての予算がほとんどでありまして、競技力向上という点ではちょっとなじまないのかなというのが正直なところであります。本来、競技力を向上させるためには、生徒たちのコーチングを向上させるということが大事なわけであります。
昨年も開催したんですが、7月25日に元プロ野球選手の屋鋪さんがまた青森にいらっしゃって、有志を募り、市内の少年野球チーム、野球部、野球部の顧問の先生、少年野球のクラブチームの監督といった方々を集めて野球教室を開催しました。そのとき屋鋪さんも同じことをしゃべっていましたけれども、子どもたちというのは、ある意味もう真っ白な状態だから、それに色をつけるコーチのコーチ力を上げるということが競技力の向上につながるんだということをおっしゃっていました。私もそう思います。私も経験しているんですが、自分も中学校のときと、それから高校のときの陸上部の顧問の先生に恵まれて、全国大会で優勝するとか入賞するという結果が出せたと今でも思っております。
競技力の向上には教えるコーチの存在が大きいということをお話しさせていただきましたけれども、ことしの夏も私の高校のときの恩師、東高校のときの恩師が今、青森北高校の陸上部の監督をされているんですが、ことしのインターハイで、陸上400メートル男子で、青森北高校の佐藤選手が優勝いたしました。全国制覇したわけであります。公立高校の生徒が全国で私立高校の、スポーツだけやっていれば―極端な、ちょっと厳しい言い方をすれば、スポーツだけやっていなさいと言われている生徒たちと一緒に戦って勝つということは、物すごいことだと私は思っているんです。ある意味奇跡に近い。ただ、その奇跡を起こすためには、やはりコーチです。公立高校の生徒であってもコーチングがしっかりしていれば、全国で日本一になれるという結果がわかります。甲子園を見てもわかりますけれども、昨年の優勝校の佐賀北高校は、たしか公立だったので珍しいという話で、話題にはなりましたけれども、大体私立高校が勝つというのが常であります。
私は、やっぱりずっと陸上をやってきましたので、陸上競技の競技力向上というところは自分の思いとしてやっていきたいと思っておりますけれども、何とかそういう、例えば競技力の向上というものを図っていきたいと思っております。先ほども言いましたけれども、スポーツ自体が私立高校へ行きなさいとかいうふうな話になるかもしれませんが、私は、高校は選択する権利がありますので、子どもたちがスポーツをやりたいというのであれば、私立高校に行くなり、スポーツ学科があるような青森北高校に行くなりということができるんですけれども、小学校、中学校というのは義務教育であって、そして憲法第26条で、義務教育について、子どもたちが公平に教育を受ける権利が保障されているわけであります。
それが時代の変遷であるとか、地域であるとか、それから社会的な親の地位だとか、そういったもので格差ができてしまうというのは、ある意味憲法違反になるのかなと思ってしまいますし、私は、競技力の向上というのを考えたときに、実は高校のときの後輩、先輩が青森市内で教師をされており、先般そういった方々とちょっとお会いして、いろいろ話を聞いてみました。有志で集まって、青森市内のある学校に生徒たちを集めて講堂で練習しているそうであります。少子化により、部活動というものがなかなか機能しないという厳しい状況の中で、自分たちが二十数年前に現場でやっていた状況とは確実に違うと。だから、有志の志のある先生方が集まって、そこに子どもたちも集めてやっているんだという話をされていました。それもすばらしいことなんですけれども、ちょっと大きく見たときには、そういった先生方がその競技にたまたま、それも青森市にいたから偶然できたことであって、これが大きく全市的にやれているかといえば、できていないと思うんですね。これはたまたま陸上競技という中でできたことであって、ほかの競技はどうなのかなと考えれば、私はそれはちょっとできないという公算が高いと思っております。
1つ方法としてあるのは、青森市内に各競技を代表する先生を満遍なく配置すると。週に1回とか月に1回とか、その先生のところに生徒たちや部活の顧問が集まり、情報を共有しながら子どもたちの競技力のレベルアップを図ることができると思っております。そういった先生の採用であるとか、その配置であるとか、その裁量権というのがどこにあるのか、教育委員会にあるのか、それとも校長会にあるのか、私はちょっとわかりませんが、そこら辺もしっかりと勘案した中で、その先生方の配置もしていくことによって、簡単にお金をかけず、それほどの行政投資をすることなく、子どもたちの競技力の向上を図れると私は思っております。
最近新聞にも、有識者の方の教育委員会に対する厳しい話なども載っておりました。主体性に欠けるとか、力量不足であるといったことも書かれておりましたけれども、私は期待しております。それは私が携わってきたスポーツという観点でありますが、何とか思い切ったことを勘案して、子どもたちの未来につながるような教育をしていただきたいということを要望いたしまして、終わります。
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